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  • 2010.06.15 Tuesday
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増える帰化、民団の「組織維持目標」か(産経新聞)

 【在日 外国人参政権を考える】(2)

 住民の5人に1人が在日コリアンという大阪市生野区。2月初旬、市立小学校の体育館で韓国語の弁論大会が開かれた。参加したのは在日の小学生約40人。民族衣装を身につけた1人の女児が演壇に上がり、こう訴えた。

 「オモニ(母)に本名で学校に行きたいと言うと、差別されたり、変なことを言われたりするかもしれないと言われました。早く差別がなくなってほしい」

 大会を主催したのは在日本大韓民国民団(民団)大阪府地方本部。韓国語を使う民族教育の一環として、4年前から毎年開催しているという。

 多くの児童がけなげに語った“差別”は、民団がこれまでに取り組んできた運動のテーマそのものだ。現在進めている地方参政権獲得運動はその集大成と位置づけられている。

   × × ×

 昭和27(1952)年4月。日本の独立が回復されたサンフランシスコ講和条約発効に伴い、在日コリアンは日本国籍を離脱した。その後、在日の法的地位の向上、さらに公営住宅への入居や国民年金、児童手当の給付などの国籍条項撤廃の運動を進めたのが民団である。

 その後の1980年代から始めたのが指紋押捺(おうなつ)撤廃運動。14歳以上の外国人は当時、外国人登録証の常時携帯が義務付けられ、3年に1回の更新の度に指紋を押捺しなければならなかった。「犯罪者のような扱いはおかしい」。運動はメディアでも盛んに報じられ、平成5(93)年に撤廃された。

 民団中央本部地方参政権獲得運動本部の徐元●(=吉を2つヨコに並べる)(ソン・ウォンチョル)事務局長(57)は「運動の過程で『住民としての当たり前の権利がない』という声が上がった。それが地方参政権。6年から正式に取り組んだ」と説明する。「日本人と同じ納税義務を果たし、地域にも貢献してきた。国籍の違いで排除せず、住民として認知してほしいということ」

 だが、鄭大均首都大東京教授(61)は民団運動に疑問を投げかける。

 「国籍条項などの不利益は80年代前半には撤廃され、在日にとって切実な差別の問題は大体なくなったはず。自分の国籍をどうするか考えるいい機会だったのに、民団は棚上げして指紋押捺運動を編み出した。それを継承した参政権運動も思いつきに近い運動だ」

   × × ×

 参政権獲得を目指し、昨夏の衆院選では、組織を挙げて推進派の候補者を支援した民団。執念さえ感じさせる運動の真意を推測するには、在日人口の動向をみると分かりやすい。

 近年は若い世代を中心に帰化が進み、8割以上が日本人と結婚、子供も日本国籍を取得する傾向が強い。戦後に来日した人を含めると、帰化はこの十数年は毎年1万人前後に上る。在日は近い将来、自然消滅の可能性すらささやかれる。

 民団は「帰化は個人の自由」というが、百地章日大教授(63)=憲法=は「組織を維持するための運動目標が必要なのだろう」

と民団の危機感を指摘している。

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 【福岡】各地のB級グルメが一堂に会する「第2回小倉BQ食KING 天下分け麺(めん)の戦い2010」が27、28両日、小倉北区の勝山公園であった。小倉発祥の焼きうどんなど全国から12種の「焼き麺」が味を競い、訪れた人の投票で総合日本一に岡山県の「ひるぜん焼きそば」が選ばれた。

 市などでつくる実行委の主催。昨年に続き九州各地のB級グルメからナンバーワンを選ぶ「BQバトル」のほか、北海道の「オホーツク北見塩焼きそば」や長野県の「ソースローメン」などの焼き麺の中から日本一を決める「焼き麺バトル」も開催された。

 訪れた人はテーブルにいくつもの焼き麺を並べてほおばり、食べ比べ。投票の結果、全国一の焼き麺に「ひるぜん焼きそば」が、BQバトルの1位には地元の「八幡ぎょうざ」がそれぞれ選ばれ、総合王者には「ひるぜん焼きそば」が輝いた。【河津啓介】

〔北九州版〕

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政権批判の1等陸佐、2中隊長「間違ってない」(読売新聞)

 陸上自衛隊第44普通科連隊(福島市)の連隊長が、鳩山内閣の日米同盟への取り組みを批判して注意処分を受けたことを巡り、陸自第11旅団(北海道・真駒内駐屯地)所属の中隊長が、榛葉(しんば)賀津也(かづや)防衛副大臣らに、処分を批判するメールを送っていたことがわかった。

 道内の別部隊でも、中隊長が鳩山首相を批判する訓示をしていたことが判明。防衛省は、メールを送った中隊長を口頭注意処分とした。首相を批判した中隊長については「公での発言ではない」として処分はせずに厳重指導とする方針。

 44普通科連隊の連隊長だった1等陸佐は先月10日の日米共同訓練の開始式で「同盟は『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものでもない」などと訓示し、北沢防衛相は同12日、文書による注意処分とした。

 防衛省によると、この直後、第11旅団の中隊長の3等陸佐は、榛葉副大臣や長島昭久政務官ら複数の同省幹部に「連隊長の発言は全くおかしくない」「自分も部隊で同じ事を言っている」などというメールを送っていた。同省は正規の手続きを経ずに意見具申したことが規則違反だとして、今月3日に内規に基づく口頭注意とした。

 第2特科連隊(旭川駐屯地)でもほぼ同時期、中隊長の1等陸尉が部内の朝礼で「連隊長の発言は間違っていない」「鳩山総理はいいかげんだ」と訓示したという。

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 財務省が24日発表した2月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支の黒字は、前年同月比9.2倍の6510億円だった。黒字は13カ月連続。
 輸出額は45.3%増、輸入額は29.5%増となった。 

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 開港5周年を迎えた中部国際空港(愛知県常滑市、セントレア)は19日、空港島護岸に自生する海藻「アカモク」を使った新商品「セントレアの恵み」の販売を空港内のおみやげ館で始めた。

 アカモクは一年藻で枯れるとごみとして流れ、地元漁師には厄介者だったが、カルシウムが豊富で食感もよい。昨年春から社員の提案で商品開発を続けてきた。タレをかけて食べたり、吸い物などに入れる。

 40グラムサイズが3カップの1パック298円。収穫は春先だけで販売数量は年間4万パックの限定。減便や利用客減など暗いニュースが続く中、中部空港にとっても「恵み」となりそう。【河部修志】

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狭い介護施設も検討 スプリンクラー補助で厚労相(産経新聞)

 札幌市北区の高齢者向けグループホーム「みらい とんでん」で入居する高齢者7人が死亡した火災を受け、長妻昭厚生労働相は16日、スプリンクラーの設置補助対象について、現行の「275平方メートル以上の施設」より狭い施設についても検討していく方針を明らかにした。消防庁と国土交通省を加えた3省庁での検討会の初会合で述べた。

 消防法施行令では275平方メートル以上の施設についてスプリンクラーの設置が義務付けられている。これに合わせ、厚労省ではこれらの施設がスプリンクラーを設置する際、1平方メートル当たり9千円の補助を行っている。

 しかし、今回火災があった施設は約250平方メートルで、スプリンクラーが設置されていなかった。厚労省によると、全国の高齢者向けグループホームの4分の1程度が275平方メートル未満だという。

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診療報酬改定受け「地域・院内での連携を」(医療介護CBニュース)

 日本病院事務研究会(会長=中林梓・ASK梓診療報酬研究所長)はこのほど、東京都内で来年度診療報酬改定の説明会を開催し、中林会長は今回の診療報酬改定について、地域での病院のスタンスを明確化し、地域・院内で連携を図る必要性を指摘した。

 今回の改定について中林会長は、「(今までで)一番内容が多く、考え方がまるっきり変わってしまった」「(点数ではなく)解釈と算定要件が厳しい改定」と評価。「救急、産科、小児と、難しいオペを多くやっているところは(点数が)とても上がるが、この3つが無くて簡単なオペしかやっていないところはあまり上がらない」と述べ、「いいところはいいが、マイナスの影響が出るところもある」ことから、「ピンキリ改定」だとした。
 また、今回の改定の基本方針に「生活の質にも配慮した医療」を実現する視点が盛り込まれたと指摘。急性期病棟等退院調整加算などを例に、治療後の患者の生活の質を守るところに点数が付いたことについて、「今までない考え方なので、非常に分かりにくい」と述べる一方、「この視点を理解できないと収入が下がる」との見方を示した。

 療養病床については、急性期病院の一般病床、介護老人保健施設や自宅などから患者を受け入れた場合に算定できる「救急・在宅等支援療養病床初期加算(150点)」を例に挙げ、地域でどのような医療を提供するのかのスタンスをはっきりと示す必要があるとした。また、地域の急性期病院や介護施設、在宅療養支援診療所と話し合う機会を持つなど、自院がどのような医療をできるのかを地域に知らせるべきと強調した。
 さらに、今回の改定では介護との連携が重視されているとして、請求漏れを防ぐためにも介護保険や介護サービスの知識が求められると指摘した。

 中林会長は総括として、地域の連携先の重要性を強調。急性期の病院は、急性期を脱した患者の受け入れ先をどのように探すかを検討し、また、慢性期、亜急性期の病院は自院ができる医療を地域にアピールすべきとの考えを示した。さらに、現場の医師や看護師らに新しい解釈などを周知し、院内連携を図る必要性も強調した。


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偽ルイ・ヴィトン販売=自宅で161点所持−容疑で会社員男逮捕・警視庁(時事通信)

 高級ブランド「ルイ・ヴィトン」の偽物を販売したなどとして、警視庁西新井署は11日までに、商標法違反容疑で、千葉市花見川区幕張町、会社員高橋良二容疑者(47)を逮捕した。
 同署によると、容疑を認め、「遊ぶ金が欲しかった」と供述。7年間で約160万円を稼いだと話しており、裏付けを進めている。
 逮捕容疑は昨年2月下旬から3月中旬の間、自宅などで偽ルイ・ヴィトンのウエストポーチなどを販売。先月11日、自宅1階の部屋で偽の高級ブランド品計161点を販売目的で所持した疑い。 

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【日本人とこころ】白川静と出遊(上) 漢字を読み解く知的冒険 (産経新聞)

 白川静という人は、漢字の研究者だと思っていた。実際そうなんだけど、知れば知るほど、それでは言い尽くせないと思える。哲学者とか思想家と呼ぶほうが、しっくりする。それほど著書の一行一行は深遠だ。

 《漢字は、人類にとっての貴重な文化的遺産である》

 そんな一文を記した『漢字』(岩波新書)が出版されたのは昭和45年。のちに『字統』『字訓』『字通』の字書3部作などをまとめる白川が60歳にして世に問う、初めての一般向け書籍だった。

 古代の文化圏には、シュメールの楔(くさび)形文字やエジプトのヒエログリフなど多くの象形文字が生まれた。ただ、そのほとんどが滅び、漢字だけが「表意文字」として生き残っている。漢字の体系を研究すれば、人類の歴史を知ることができる、と白川は語り始める。前代未聞の知的冒険だった。

 40年も前の本なのに、いま読んでも新鮮。あちこちでハッとさせられる。何気なく読み書きしている自分たちの言葉が、なにやら異形のものにみえてくる。

 一昨年に『白川静 漢字の世界観』(平凡社新書)を著した松岡正剛(せいごう)さん(66)は「衝撃的だった」と振り返る。

 「どきどきするんですね。漢字がそれほど心と体を揺さぶるものだとは思っていなかった。すごいのは、それから30年経ってもぶれなかったこと。それ以前の数十年に洞察を重ねていて、最初から結論を持って登場した感じでしたね」

                   ◇

 白川の有名な業績のひとつに「D(サイ)」の発見がある。「言」や「告」の一部を成しているのは「口(くち)」ではない。祝詞(のりと)を入れる器を指す、と看破した。独自に甲骨文(こうこつぶん)や金文(きんぶん)を研究して、従来の説を覆したのだ。ちなみに従来の説というのは、約1900年前に後漢の許慎(きよしん)が記した最古の漢字字典『説文解字(せつもんかいじ)』を元にしている。漢字の研究史を根底からひっくり返す新説だった。

 「口」だろうが「D」だろうが、たいした違いはない、と思えるだろうか。たとえば「言」は、祝詞に入れ墨の針を添えたかたち。「害」は大きな道具で祝詞の器を壊すかたち。そう言われると、古代社会の営みが、強く呪術(じゅじゅつ)と結びついていたことが思い浮かぶ。白川の使った言葉に従えば「呪能(じゅのう)」。それこそが漢字の本質だと語る。

 《文字は、神話と歴史との接点に立つ》《原始の文字は、神のことばであり、神とともにあることばを、形態化し、現在化するために生まれたのである》(『漢字』より)

 古代社会には、まず話し言葉(声)があった。それから書き言葉(文字)が出現した。声に文字をあてるとき、世界観や社会観、人間観が宿ったはずだ。ならば逆に、漢字を読み解くことで古代社会の様相も見えてくる。白川の学問は、そんな直観からスタートしている。「超難問だったと思いますけれども」と松岡さん。

                   ◇

 言うは易(やす)く、行うは難し。どうやって、読み解いたのか。白川が甲骨文や金文を丹念に書き写していた話はよく知られている。

 門下生だった立命館大学講師、高島敏夫さん(62)によると、写したものからそれぞれの文字ごとに使用例を抜き出して、用例索引として整理していた。そうすると次第に、特定の文字が、どういう場所でどういう風に使われているのかがわかってくる。と、書くのは簡単だけど、実際にはとんでもない手間だ。

 「砂をかむような地味な作業ですが、白川先生は、こういう作業をすれば体が覚えるんだとおっしゃっていました。頭の中に辞書ができる、と」

 前人未到の道を、独力で切り開いた白川。『回思九十年』(平凡社)に所収の呉智英さんとの対談で、こんな言葉を残している。

 《私はそういうなかで遊んでいたようにも思います。好きなことを、好きなように楽しんできたのです。どのような苦しみも、時は楽しみに変えてくれる魔術をもっている》(篠原知存)

                   ◇

 ■休みは正月三が日だけ/活字なく手書き謄写版で論文

 「朝9時から夜の10時すぎまで、ずっと研究室にいる。日曜なんてない。休みは正月3日間だけでした」

 白川静の門下生だった摂南大学教授の谷口義介さん(66)は、学究一筋だった恩師の暮らしをそう振り返る。「下調べからなにから全部ひとりでやってしまう。お手伝いできるのは、校訂ぐらいでしたね」

 謄写版(ガリ版)も自分で切った。甲骨文や金文には、適切な活字が存在しない。でも文字の“表意性”についての研究だから、かたちを表す必要がある。いまは技術が進んで複雑な印刷も可能だが、最初は謄写版しか方法がなかった。

 長く研究を手伝った長女の津崎史(ふみ)さん(68)が、一般書として『漢字』(岩波新書)を出版したときのことを思いだして笑う。「担当編集者から、お願いだから活字にできない文字を減らしてくださいと頼まれました。とにかくゲタ(活字がないことを示すムムマーク)だらけですからねえ」

 ウワサの謄写版論文を拝見すると、驚くほど端正な文字が並んでいた。講義用に使う資料も自分で刷っていたという。前例のない研究だけに、さまざまな課題はあったはずだが、こうして残されたものを見ていると、軽々とやっていたように錯覚しそうになる。

 超人的な頭脳の持ち主だった。最晩年に市民講座「文字講話」を開いていたが、そのテキストを書くときの話。史さんいわく「下書きなしでいきなり書く。消したり書き直したりしない。最初から最後まで文章ができていた」。

 記憶力も驚異的。おびただしい数の漢詩や和歌を暗記していた。「苦学したから、本は古本屋で読む。『一度しか見られない』と思うと覚えられたそうです」。ところがある時、万葉集の歌が1、2首、どうしても出てこなかった。「だめだなぁとぼやくんですが、90過ぎてすらすら出てくるほうが不思議ですよね(笑)」

 史さんの夫、幸博さん(64)は、義父のこんな言葉を覚えている。

 《質素な生活が、豊かなものを生み出す基礎になるんです》

 著作は、全集のほか、新書、ムックなどでも入手できる。ぜひご一読を。

                   ◇

【プロフィル】白川静

 しらかわ・しずか 明治43年、福井県生まれ。小学校卒業後に大阪で働きながら夜学に通った。「詩経」と「万葉集」を読むことを目標に独学。昭和18年に立命館大学を卒業。中学教諭などを経て、29年に同大学文学部教授。謄写版で発表した「甲骨金文学論叢」などで次第に知られるようになり、『漢字』に続いて『詩経』『孔子伝』など一般向け書物を相次いで刊行。大学を退職後に『字統』『字訓』『字通』という字書3部作を1人で書き上げた。菊池寛賞、朝日賞など受賞多数。平成16年、文化勲章受章。18年に96歳で死去。

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 札幌市北区のグループホーム「みらいとんでん」で入居者とみられる男女7人が死亡した火災で、施設では夜間でも居間で灯油ストーブをつけていたことが13日、関係者の話で分かった。北海道警札幌北署は同日、火元となった可能性がある居間付近を中心に実況見分を続けた。
 同署は7人の身元確認を進めるとともに、損傷の激しい遺体は司法解剖する方針。
 同署や市消防局によると、火災で病院に運ばれた2人のうち、女性職員(24)はのどにやけどを負い重傷。入居者の女性(83)にけがはないという。
 関係者によると、当直の職員は施設内を見回るほかは1階の居間にいたため、冬場は灯油ストーブを夜でもつけていた。このほか、居室にはヒーターがあり、入居者の求めに応じて職員がつけていたという。
 女性職員は「ストーブから出火したようだ」と119番。付近の焼け方が激しかった。同署は何らかの原因でストーブから燃え広がった可能性があるとみており、職員からも回復を待って事情を聴き、状況を確認する。 

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